全労連や新日本婦人の会(新婦人)などでつくる憲法共同センターは2月25日、衆院第2議員会館で集会を開催しました。安倍暴走政治をストップさせるため、全国各地で「憲法を守り、いかそう」の声を大きく広げようと決意を固めあいました。憲法改悪反対など34万2780人分の署名を国会議員に提出しました。
主催者あいさつした全労連の小田川義和議長は、安倍首相は施政方針演説でも改憲への論議を呼びかけるなど、いよいよ改憲に踏み込もうとしていると指摘。「情勢の早い動きに対応し、運動を広げていきましょう」と呼びかけました。
会場発言では、各地の運動を交流しました。こうち9条の会の梶田順子(みちこ)さんは「不安はあるけど何をして良いかわからない人たちが、戦争反対で声をあげられるような運動を広げたい」と話しました。「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会の竹内康代共同代表は、署名にとりわけ若い世代の反応が良いとのべ、「こんな情勢だからこそ、楽しく希望が持てる活動に取り組んでいきたい」と語りました。
一橋大学の渡辺治名誉教授が講演しました。
日本共産党の赤嶺政賢、池内さおり、大平喜信、本村伸子各衆院議員、井上哲士、倉林明子、吉良よし子各参院議員があいさつしました。
集会終了後、議員要請行動を行いました。(しんぶん赤旗 2015年2月26日)