活動報告

「オール沖縄」議員初登院

カテゴリー:

テーマ:

 「『オール沖縄』の議員が国会に初上陸」――。衆院解散・総選挙を経て12月24日に召集された特別国会で、ひときわ注目を集めたのが沖縄県のすべての小選挙区で自民党候補を破った4人の「オール沖縄」代表の衆院議員です。同日朝、4氏はそろって初登院し、安倍政権が強行する同県名護市辺野古での米軍新基地建設を阻止し、県民の圧倒的民意を実現する新たな決意を語りました。

 午前9時すぎに国会議事堂の正面玄関に4氏がそろうと、本土メディアを含む30人超の記者らが囲み、一斉にたかれる写真撮影のフラッシュで包まれました。4氏は議事堂を背に手を重ね合わせ、国政での共闘をアピールしました。

 日本共産党の赤嶺政賢議員は、辺野古・大浦湾の豊かな生態系を象徴する絶滅危惧種ジュゴンの意匠をあしらったエメラルドグリーンの愛用ネクタイを締めて登院。今回初めて小選挙区(沖縄1区)から選出されたことについて、「新基地ストップというもうこれ以上の民意はない。計画そのものの息の根を止めるまでがんばらなければという重責を感じている」と語りました。

 沖縄4区から無所属で初当選した仲里利信議員は「感無量だ。『オール沖縄』という形で全員が当選して上がってきたことは、全国的にも大きなインパクトだ」と指摘しました。

 社民党の照屋寛徳議員(同2区)は「(『オール沖縄』の)民意を背にして私たちは強力に沖縄の声を日米両政府にぶつけていきたい」と決意。生活の党の玉城デニー議員(同3区)も「寛容の間尺はお互いがしっかり広げ、しかし、つないだ手は離さない。これが『オール沖縄』の真髄だ」と共闘の意義を強調しました。(しんぶん赤旗 2014年12月25日)

このページをシェアする