「辺野古新基地建設ノー」―。先の県知事選挙で翁長雄志知事を誕生させた「うまんちゅの会」が支援する衆院選沖縄選挙区(1~4区)の全候補の勝利にむけて、1区から立候補した日本共産党のあかみね政賢前衆院議員の第一声・出陣式が12月2日、那覇市内で開かれました。
市中心部のあかみね選挙事務所には、多くの市民・有権者が集結。保守会派・新風会の金城徹会長(那覇市議)、沖縄社会大衆党の比嘉京子副委員長(県議)、県知事選挙と同時に行われた市長選で勝利し就任した城間幹子市長が参加。日本共産党の山下芳生書記局長とともにあかみね必勝をよびかけました。
金城氏は、「公約を破るのは議員バッジをつけたものにとって政治的な自殺だ」と述べ県民を裏切り辺野古新基地建設を容認した自民党前議員(候補)を批判し、「建白書」勢力、あかみね候補が勝利することは「県民への励ましになる」と強調。城間市長は、「翁長県政を支える国会議員として、市長選でいただいたみなさまのパワーを倍にして政賢さんを後押しする」とエールを送りました。
あかみね候補は、選挙戦で新基地建設問題について何も語らず争点隠しをする自民候補を批判し、「争点は新基地だとはっきりさせよう。1区から4区まで“オール沖縄”の候補者全員勝利を」と訴えました。
最後にマイクを握った山下氏は、「共同こそ政治を動かす力、未来をひらく力です。沖縄のたたかいが示してくれたこの不動の確信を胸に、私たち共産党も引き続き沖縄と連帯して勝利のため奮闘することをお誓いします」と述べ、大きな声援につつまれました。
翁長次期知事、稲嶺進名護市長からメッセージが寄せられました。
同日、2区ではテルヤ寛徳、3区では玉城デニー、4区ではナカサト利信の3候補がそれぞれ第一声をあげました。(しんぶん赤旗 2014年12月3日)