活動報告

「普天間は無条件撤去」 沖縄1区公開討論会 あかみね氏力説

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 衆院沖縄1区に立候補する日本共産党の、あかみね政賢氏(66)=前、九州・沖縄比例重複=ら3候補による公開討論会が12月1日、那覇市内でありました。主催は、那覇青年会議所。

 沖縄1区では、沖縄に新しい基地は造らせないことなどを求めた「建白書」の推進を掲げる、あかみね氏のほか、県民を裏切って名護市辺野古への新基地建設を容認した自民党公認の前職と、11月の県知事選で落選した維新の党公認の元職が立候補を表明しています。

 あかみね氏は、沖縄選挙区の争点として▽新基地建設推進勢力と反対勢力の対決▽前回総選挙の公約を破って新基地推進へ転じた自民党国会議員に初の審判を下す▽新基地建設の撤回を求める県民総意を今度は国民の総意にしていく―の3点を強調。「普天間基地は米軍が国際法に違反して県民の土地を無理やり奪い取ったもので、移設条件を付けては絶対に解決できない。無条件の閉鎖・撤去を訴え、新基地建設に決着を付けたい」と力説しました。

 公約違反を追及された自民前職は「普天間基地の危険性除去」を口実に、「政府との信頼関係で、できることは全てやっていく」などと安倍政権の新基地押し付け論を踏襲。今回、辺野古中止・撤回に主張を変えた維新元職は、「選挙目当てではないか」との指摘に「セカンドプランを提示するのは当然」と答え、辺野古以外の「県内移設」容認に含みを持たせました。(しんぶん赤旗 2014年12月2日)

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