活動報告

沖縄ヘリパッドやめよ 防衛省に要請 高江住民支援 関東の団体

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 沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド(着陸帯)建設問題で、高江住民を支援する関東の市民グループ「ゆんたく高江」は2月17日、国会内で防衛省にヘリパッドの先行提供中止などを要請しました。「ヘリパッドいらない高江住民の会」のメンバーも上京して要請しました。

 両グループは▽工事の中止▽昨年完成し、集落に最も近いN4地区のヘリパッドの先行提供をしないこと▽工事に抗議する市民が座り込むテントなどの強制排除をしないこと―などを求めました。

 住民の会の安次嶺(あしみね)雪音さん(44)は「今も米軍機は学校や私の家の上を低空で飛んでいます。何度防衛局に申し入れてもやめない」「やんばるの美しい森はかけがえのない世界の宝です」と訴えました。

 防衛省側は「日米安保条約の目的達成のため」として要請を拒否。住民が指摘した集落上空の低空飛行などの問題については「そうしたことがないよう米軍に申し入れる」とのべるにとどまりました。

 参加者らは、申し入れた際は、内容と米軍の回答を教えてほしいと強く要請しました。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が同席しました。(しんぶん赤旗 2015年2月18日)

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