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オスプレイが試験飛行開始 北九州で抗議の集会

 

 米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの試験飛行が始まった9月21日、北九州市の平和団体・労組や日本共産党、社民党などが同日、危険なオスプレイ配備反対の一点で緊急の抗議集会を門司区内で開き、100人余が参加しました。


 同市の集会開催は、山口県岩国市でこの日開かれた集会に呼応したもの。試験飛行の米軍訓練空域(R134)の位置は、北九州市若校区から約15キロ沖合。

 

 集会で日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、日米政府が合意した「安全宣言」に対し、「米軍の運用について最悪で屈辱的な内容だ」と批判。「アメリカにオスプレイを帰すため、沖縄県に配備させないためのたたかいを一緒に広げていきたい」と激励しました。

 参加団体の代表らもマイクを握り、共同運動を強める決意を表明。日本共産党の衆院福岡10区・たかせ菜穂子候補のシュプレヒコールの音頭に合わせて、参加者は「オスプレイは関門海峡を飛ぶな」「政府は国民の命を守れ」と唱和しました。

 若校区の小泉康子さん(64)は「安全でもないのに『安全だ』と言う日本政府に怒りを覚える」。小倉南区の石橋近さん(64)は「日本の空にオスプレイを飛ばさないよう、がんばりたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2012年9月23日)

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