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平和の心掲げ県民と共に─2025年3月25日衆院本会議永年在職議員の表彰にて

 

永年在職議員表彰の謝辞

 

2025年3月25日の衆院本会議で永年在職議員の表彰を受けた日本共産党の赤嶺政賢議員の謝辞の全文です。

ただいま私たち14名に対し、院議をもって在職25年の表彰をしていただき、誠にありがとうございました。心からお礼の言葉を申し上げます。

私はまず、2000年の初当選以来、四半世紀にわたって私を国会に押し上げていただいた九州・沖縄の皆さんに心からお礼を申し上げます。

私の原点は、基地のない平和で豊かな沖縄を建設することです。

私は1947年、米軍の直接統治下の沖縄で生まれました。悲惨な沖縄戦の傷痕が残る中でした。父親の畑仕事を手伝うようになると、戦没者の遺骨の断片を畑の四隅に積み上げるのが私の役割でした。米兵による強姦(ごうかん)事件などが処罰されないことに大きな怒りを抱きながら育ちました。

沖縄戦を生き残った人々は、「いくさーならんどー、なーいくさーならんどー」と口癖のようにつぶやいていました。戦争は嫌だ、戦争はもう絶対に繰り返してはならないという気持ちが込められていました。憲法9条守れの決意は、私自身の生い立ちに根差したものであります。

私は大学に進学するときに、パスポートを持って上京しました。この屈辱は生涯忘れません。当時の沖縄は、サンフランシスコ講和条約第3条によって、日本から切り離されていたのであります。

日本国憲法の下への復帰を願った祖国復帰闘争は、沖縄と本土の連帯した闘いで沖縄の施政権返還を勝ちとることができました。ところが、その後、日米安保条約が沖縄に適用され、広大な米軍基地は復帰前と変わらず存在し続けています。

私は当選以来、普天間基地の無条件返還を求め、辺野古新基地建設を押し付ける政府と論戦を重ねてきました。

米軍基地あるが故の事件・事故が繰り返され、憲法の上に安保条約・地位協定があり、県民の人権が蹂躙(じゅうりん)される軍事優先の異常な社会は変えなければなりません。

ところが政府は、繰り返し示してきた民意も、地方自治も、法律さえもふみにじり、新基地建設を強行しています。これに対し県民は、保守・革新を超えた団結で翁長県政を誕生させ、私を4回連続で小選挙区沖縄1区からオール沖縄の代表として国会に送り出してきたのであります。

オール沖縄の団結は、沖縄戦や米軍統治、その後も続く米軍支配に抗(あらが)う沖縄の平和の心が一つに結ばれたものです。

私は、命(ぬち)どぅ宝の平和の心を掲げ、辺野古新基地建設、南西諸島の軍事要塞(ようさい)化を許さず、基地のない平和で豊かな沖縄をめざし、県民とともに闘い続ける決意です。

以上を表明し、謝辞といたします。

 

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