「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」は12月6日、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で県民大行動に取り組みました。来月18日告示(25日投票)の名護市長選で市政の転換を目指す、おながクミコ予定候補に期待する発言が相次ぎ、参加者560人は団結ガンバローで「市長選に勝利するぞ」と声を上げました。
稲嶺進共同代表は、辺野古埋め立ての土砂を運ぶダンプの台数が増えているとして、「心がひきつぶされる思い」と怒りをにじませながら、工事の早期中止には自民党政権打倒と市政転換が必要と強調。「クミコ市長を実現させてほしい」と力を込めました。
集会に先立ちクミコ氏が、あいさつ。渡具知武豊現市長のままでは市政がますます国言いなりとなり、子どもたちに基地という負の遺産を背負わせることになると指摘し、「初の女性市長として押し上げてほしい」と訴えました。
うるま市や大宜味村の島ぐるみ会議から、ダンプによる生活道路の破壊、海砂採取に伴う海岸浸食問題などが報告されました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員ら県関係野党国会議員が参加。与党県議団を代表し比嘉瑞己党県議は「新基地建設を許してはいけない、この声を与党も全力で広げる。来年の知事選を占う名護市長選、力を合わせよう」と語りました。(しんぶん赤旗 2025年12月7日)
