活動報告

「高市発言 いますぐ撤回」 官邸前緊急行動に500人

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「台湾有事」は「存立危機事態」になり得るとする高市早苗首相の国会答弁の撤回を求めて、憲法9条壊すな!実行委員会など首都圏37団体の呼びかけで11月25日、首相官邸前で緊急行動が行われました。500人の参加者が首相官邸に向かって「高市発言いますぐ撤回」「集団的自衛権反対」と声をあげました。

 

 沖縄の歌三線(さんしん)奏者の桑江優稀乃さんは「沖縄戦の教訓は軍隊は住民を守らないということなのに、たくさんの基地がつくられている」と話し、三線を演奏しました。

 

 平和を求め軍拡を許さない女たちの会の前田佳子共同代表は、高市首相の発言について「沖縄だけでなく、日本中を危険な戦争に進めていく足がかりになる」と批判しました。

 

 内田雅敏弁護士は、日中間には日中共同声明などの四つの基本文書という歴史的資産があると指摘。「基本文書を捉え直し、日中の両人民は決して戦争を望んでいないと訴えていこう」と述べました。

 

 フェミブリッジ事務局の西山千恵子さんは「女性に対する最大の暴力は戦争だ」と指摘。「人類に対する暴力、最大の罪である戦争の準備をいますぐやめてください」と訴えました。

 

 日本共産党、立憲民主党、社民党の国会議員があいさつし、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は「戦争法制に他国を防衛するという考え方を入れているのは憲法違反だ。憲法違反を繰り返す高市首相の発言は撤回させよう」と語りました。(しんぶん赤旗 2025年11月27日)

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