11月16日投票の沖縄県糸満市議選(定数21)が告示された9日、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、まえだ潤=現=、上原トクイチロー=新=両候補の応援に入り、「市民生活応援の政治を掲げる共産党の2人を何としても勝ち抜かせてほしい」と力を込めました。
赤嶺氏は、立候補28人のうち新人が半数近くを占める大激戦になっていると指摘。高市首相が物価高騰を生じさせた安倍政権時代の経済政策の継承を掲げる中、「物価高が続けば国民生活は破綻に追い込まれる。消費税減税やお米券配布でくらしを守る両候補に、願いを託してください」と呼びかけました。
まえだ候補は、学校給食費完全無償化などの子育て支援策は市予算の0・7%で可能と述べ、実現に力を尽くすと表明。トクイチロー候補は沖縄戦犠牲者の遺骨混じりの土砂を辺野古新基地建設に使わせないと述べ、「平和の議席を守り抜く」と訴えました。
演説を聞いた70歳女性は、途方もない軍事費増を狙う高市政権について「そんなお金があるなら子育て支援に使ってほしい。2議席必勝へ頑張りたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2025年11月11日)
