活動報告

米兵の性暴力絶て フェミブリッジ沖縄が国会要請 田村・赤嶺氏応対

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 相次ぐ米兵による女性への性的暴行事件に抗議し、その根絶を訴える沖縄の女性たちが10月30日、国会行動を繰り広げました。女性の声を政治に反映させようと活動する「フェミブリッジ沖縄」のメンバーが、県内選出の国会議員や地方議員とともに防衛・外務・内閣の各府省や11政党に要請しました。

 

 「フェミブリッジ沖縄」は、昨年7月に沖縄県議会が全会一致で可決した意見書の早期実現を求めるオンライン署名に取り組み、この日までに7万5千人分超を集約。意見書は▽被害者への謝罪と完全な補償▽被害者へのケア▽米軍犯罪の迅速な通報▽日米地位協定の抜本改定―の4項目を求めています。

 

 日本共産党への要請では、田村智子委員長と赤嶺政賢衆院議員が応対しました。

 

 「フェミブリッジ沖縄」のメンバーは、性的暴行事案の迅速な通報のために、実効ある改善と過去の合意の履行を提案しました。

 

 田村氏は、「被害者の女性の命に関わる提案と受け止めて私たちも実現を求めていく」とこたえ、「憲法の上に安保条約があるような政治を変えていきたい」と述べました。

 

 政府・政党要請のあと、衆院第2議員会館で院内集会を開き、国会議員や東京近郊の自治体議員、市民らが連帯スピーチ。日本共産党の吉良よし子参院議員があいさつしました。

 

 前日の29日には、東京・新宿駅南口で署名を広げる街頭集会を行いました。(しんぶん赤旗 2025年10月31日)

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