26日投票の沖縄県宮古島市議選が10月19日告示され、日本共産党の上サトたつる候補は旧平良市議時代を含めて9期目をめざし、市内で第一声を上げました。
赤嶺政賢衆院議員が駆けつけ、「宮古島を餌食にする軍拡政治に正面から立ち向かう党の議席を。平和の思いを突きつけよう」と訴えました。
上サト候補は、「有事」を念頭に置いた避難計画や地下シェルター建設よりも平和外交、物価高対策を進めるべきだと力説。地下水を保全し、18歳までの医療費無料化を実現したと述べ「宮古で大切な役割を果たす党の議席を守りぬく」と決意表明しました。
玉城デニー知事、高良沙哉参院議員からメッセージが寄せられました。
選挙戦は、定数2減の22議席を34人(新人11人)が争う多数激戦です。中谷元防衛相が同市での自衛隊への抗議を「妨害行動」と攻撃した問題に乗じる形で、複数の住民が「(抗議する市民と)一緒に運動している人は応援できない」と発言。上サト候補支持の組織的な切り崩しを図っているとみられる動きが起きています。これまでの支援者の中にも新人を推す住民がおり、上サト候補は「従来の得票を大幅に伸ばさなければ」と支持拡大を呼びかけています。(しんぶん赤旗 2025年10月21日)