活動報告

自衛隊統合演習に各地抗議 再び戦場にはさせない 沖縄

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 防衛省が沖縄県内などで20日から実施する自衛隊統合演習の中止を求め、同県うるま市の陸上自衛隊勝連分屯地前で緊急抗議集会が10月19日、開かれました。「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」の主催で約80人が参加しました。

 

 市民の会の照屋寛之共同代表は、米国が日本を引き込んで対中戦略を実施するための統合演習だと強調。中谷元・防衛相が日米共同訓練に対する沖縄での市民の抗議活動を「行き過ぎた抗議活動」などと攻撃したことにふれ、「こちらに言わせれば、国は行き過ぎた軍事訓練を沖縄でしている。許すわけにはいかない」と力を込めました。

 

 「止めよう辺野古新基地!沖縄市民会議」などの連帯発言がありました。

 

 県関係野党国会議員団の新垣邦男、屋良朝博両衆院議員、伊波洋一参院議員があいさつ。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員がメッセージを寄せました。

 

 参加者の女性(72)=沖縄市=は「先の大戦で避難する時に負った傷が原因で戦後亡くなった祖母のことなど、多くの話を聞いてきました。大切な命が失われるのを見たくない」と話し、再び戦場にさせないために頑張ると語りました。

 

 日本共産党の伊盛サチ子、金城加奈栄両市議も参加しました。(しんぶん赤旗 2025年10月21日)

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