11月9日告示(16日投票)の沖縄県糸満市議選で、日本共産党の、まえだ潤(現)、上原トクイチロー(新)両予定候補の必勝をめざす演説会が9月28日、同市内で開かれました。定数21を27人前後が争う激戦で党現有2議席を何としても、と熱気に包まれました。
まえだ予定候補は、共産党だけが求めていた学校給食無償化は全会派の要求になり、県の中学校半額補助によって糸満市は給食費負担が小中とも半額になったと指摘。「確実に無償化を実現するため頑張っていく」と力を込めました。
トクイチロー予定候補は、那覇市役所勤務時代に国保を巡る国の交付金算定ミスを見つけ、那覇市は5億5千万円の未交付分を取り戻したことを紹介。「行政経験を生かし市民のくらしを守る」と表明しました。
赤嶺政賢党衆院議員、参院会派「沖縄の風」の高良沙哉議員が駆けつけ、赤嶺氏は、戦争で痛苦の犠牲を受けた沖縄に国はミサイル基地の拠点化で再び沖縄を戦場にしようとしていると批判。「軍拡に反対し平和を訴える共産党がどうしても必要。沖縄戦最後の激戦地の糸満から、党2議席勝利へ全力で頑張っていこう」と呼びかけました。
比嘉瑞己党県議、今期で勇退する浦崎暁党市議も訴えました。(しんぶん赤旗 2025年9月30日)