高知県革新懇は20日、高知市で「第6回沖縄と連帯する会~戦後80年沖縄と日本の今を考える」を開き、会場いっぱいの約130人が参加しました。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員と白川容子参院議員が対談し、「今やるべきは戦争の準備でなく、平和外交だ。沖縄と本土が連帯してたたかいを広げていこう」と呼びかけました。
共産党の春名直章県委員長が司会を務めた対談で、赤嶺氏は辺野古への新基地建設について、「難工事で政府は完成の時期も言えない。最後まで新しい基地を絶対につくらせないためにたたかいぬく」と表明。日米合同訓練に抗して、宮古島で女性団体が中心になって艦船の寄港を阻止するなど粘り強いたたかいが草の根で続いていることを紹介しました。
白川氏は日米合同訓練で危険なオスプレイが九州の上空を飛び交うなど「日本全国、とりわけ西日本が大軍拡の大波にさらされている」と告発しました。
赤嶺氏は自民党の総裁選に言及し、「誰が総裁になっても辺野古の新基地を止める人はいない。極右、排外主義でも国民の苦しみは解決しない。今こそ、革新懇の革新3目標の旗を掲げて頑張ろう」と訴えました。
参加した男性(28)は「沖縄と全国が一体となったたたかいがよくわかった。今日、知ったことをまわりに伝えていきたい」と話しました。