「オール沖縄」の1区代表で日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、戦後80年の終戦記念日となった8月15日、那覇市で街頭演説しました。
赤嶺氏は、沖縄戦の実相について「国体護持、本土決戦を遅らせるための持久戦として、民間人が避難する南部地域に日本軍が撤退し多くの県民が犠牲となった。軍隊は住民を守らないというのが沖縄戦の教訓」と強調。「自民党や参政党など、一部の政治家による歴史の歪曲(わいきょく)は断じて許せない。沖縄戦の実相を今こそ語り継いでいきましょう」と呼びかけました。
また、うるま市や先島諸島へのミサイル配備と住民避難計画とともに、核使用も含めた日米軍事一体化の議論が進んでいることにふれ、「ヒロシマ・ナガサキを繰り返させない。沖縄を再び戦場にさせないために、オール沖縄で力を合わせて、声をあげていこう」と力を込めました。
比嘉瑞己党県議団幹事長、古堅茂治党那覇市議団長も訴えました。(しんぶん赤旗 2025年8月16日)