参院選(20日投票)の沖縄選挙区(改選数1)で「オール沖縄」の統一候補として大激戦をたたかうタカラさちか候補は7月10日、沖縄県宮古島市内を駆け巡り、必勝を訴えました。
宮古島では、自公政権が自衛隊のミサイル部隊を配備し、ミサイルを保管する弾薬庫(同市保良地区)を建設するなど要塞(ようさい)化が進んでいます。
タカラ候補は、政府は島を攻撃拠点にするために「有事」の際の全島民避難を計画していると批判。島民の生活を犠牲にし、帰る場所を奪うことは「絶対に許されない」と訴えました。
消費税減税やガソリン暫定税率廃止を訴え、島民を苦しめる家賃高騰・住宅不足の解決、島外への選手派遣費支援など教育費負担の軽減も掲げました。暮らし優先で、戦争準備ではなく平和外交を行う政治を「憲法の理念に基づき実現する」と力を込めました。
演説を聞いたAさん(74)は弾薬庫周辺で農業を営んでいます。今のままでは島が標的になり確実に戦場になると危機感をにじませ、「島を戦場にしない」という「タカラさんを当選させないと沖縄は大変なことになる」と語りました。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員や、高良鉄美、伊波洋一の両参院議員も、ともに必勝を訴えました。(しんぶん赤旗 2025年7月11日)