活動報告

那覇市議選必勝へ総決起集会

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 参院選と同日投票の那覇市議選(13日告示、20日投票)で日本共産党6人全員の必勝に向け、我如古イチロー、マエダちひろ、上原やすお各予定候補の総決起集会が7月5、6両日、市内でそれぞれ開かれました。参院沖縄選挙区で「オール沖縄」の代表として勝利をめざすタカラさちか候補の選挙母体「『生きる』を政治の真ん中に!県民の会」共同代表の伊波洋一参院議員、赤嶺政賢共産党衆院議員らが応援に駆けつけました。

政治変えられるチャンス 上原やすお氏

 上原やすお予定候補は5日の総決起集会で、自民・公明が支える知念覚市政の今年度当初予算に物価高騰対策が一つもなかったため、4月に党市議団が全世帯へのお米券配布などの緊急対策を市に提案したと紹介。同市の高齢者の約2割へのお米券配布と同市の子どもの約1割への現金給付として一部が実ったが不十分だ」と指摘しました。

 

 

 さらに暮らしを支援させるため「勝ち抜かなければならない」と述べ、日本と那覇の新しい政治に希望を開くため「力を貸してください」と訴えました。

 伊波氏は、必勝で共産党市議団が提案する低所得者への家賃補助などの支援を充実させてほしいと述べ「一緒に頑張ろう」と連帯を表明しました。赤嶺氏は、参院で自公を少数にすれば消費税減税やガソリン暫定税率廃止などを実現できると強調。「政治が変えられるチャンスだ」と市議選とのダブル勝利を訴えると、会場は「よし」の声と盛大な拍手に包まれました。

 

敬老パス実現へ力合わせ マエダちひろ氏

 マエダ予定候補は、7月5日の総決起集会で「高齢者のためのバスやモノレール、タクシーなどが補助される敬老パスの実現に引き続き力を合わせて頑張っていきたい」と決意を述べました。

 

 

 また戦後80年の今年、自民党の西田昌司参院議員が「ひめゆりの塔」の説明を「歴史の書き換え」と沖縄戦の犠牲者らを冒涜(ぼうとく)したことに触れ、「絶対に許すことはできない」と糾弾。「小学校の理科の先生で恩師のひめゆり学徒隊の生存者、故宮良ルリ先生から聞いた戦争体験を、年齢を重ねながら、想像することができるようになりました」と語りました。沖縄戦を繰り返させないため、「基地のない平和で豊かな沖縄の実現へ力を尽くす」と訴えました。

 赤嶺氏は、物価高騰のなか消費税減税に反対しているのは自民、公明両党だけと指摘。参院選と市議選で審判を下し、「必ず勝利しよう」と呼びかけました。

 

物価高騰対策の拡充を 我如古イチロー氏 

 我如古予定候補は7月6日の総決起集会で、那覇市には財政調整基金32億円、減債基金98億円があり、すぐ使う必要性のない130億円が合わせてため込まれていると指摘。「10億円使っても決して那覇市が傾く話じゃない。今年の税収は39億円も増えています。那覇市にないのは、お金ではなくて、市民の暮らしを思う心です」と述べ、お米券配布などの物価高騰対策を拡充するための財源はあると説きました。

 

 

 また、市の高齢化がすすむなか、「介護の危機を打開するために、介護報酬の引き上げは必要です。介護職の賃金を引き上げ、労働条件を改善していく」と市民要求の実現に向けた決意を語りました。

 赤嶺氏は「イチローさんが物価高騰対策、お米券の配布を市議会で主張したから実現した。共産党が動けば、市議会が変わる」と力を込めて訴えました。(しんぶん赤旗 2025年7月8日)

 

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