参院選(7月3日公示、20日投票)の沖縄選挙区で、「オール沖縄」のタカラさちか予定候補の必勝を目指す総決起大会が6月28日、豊見城(とみぐすく)市内で開かれました。暮らし・平和を脅かす理不尽な政治を変えるため一緒に闘おうと多くの県民が駆け付け、会場は熱気がみなぎりました。
タカラ予定候補は、「『生きる』を政治の真ん中に憲法の理念に基づいた政治を実現したい」と強調。米兵の性暴力事件が絶えない現状に対し日米地位協定の抜本的改定を強く求める決意を示し、南西諸島の軍事力強化など「沖縄に対する理不尽な政策は到底受け入れられない」と訴えました。
「低所得であればあるほど負担が大変な消費税減税を強く求める」と力を込めました。誰もが尊重されるジェンダー平等社会を実現したいと述べました。「(政治の)理不尽を変えるために一人ひとりの力が必要です。力を貸してください」と呼びかけました。
玉城デニー知事は、政治が「生きる」ことを大切にしているかが問われる選挙だと指摘。「だからこそ沖縄からタカラさんが国会に乗り込んでいく必要がある」と強調しました。保守・中道政策集団「新しい風・にぬふぁぶし」の翁長雄治幹事長は、必勝で「自民党が続けてきた政治は変えなければ」と訴えました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員ら県選出の野党国会議員が参加し、代表して社民党の新垣邦男衆院議員があいさつしました。地域政党「沖縄うない」の翁長久美子幹事長、沖縄大の山代寛学長、県労連の穴井輝明議長らも必勝を訴えました。(しんぶん赤旗 2025年6月29日)