活動報告

戦後・被爆80年 2025国民平和大行進 草の根の闘い 共感を広げる 沖縄・名護出発

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 2025年原水爆禁止国民平和大行進(沖縄―長崎コース)が6月15日、沖縄県名護市を出発しました。

 

 同市辺野古の米軍新基地建設が強行されている埋め立て区域に近い辺野古の浜に約60人が集まり、出発式が開かれました。

 

 佐事安夫県原水協事務局長は、「世界で核兵器なくせの運動が大きく広がり、私たちの運動が原動力になっている」と強調。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員も駆け付け、あいさつしました。国際法無視の先制攻撃をイランに仕掛けたイスラエルの蛮行を許さないと声を上げる中での行進になると指摘。「草の根の闘いがイスラエルなどの乱暴な攻撃を止める力になる。共感する人々を広げて行進しよう」と述べました。

 

 平和学習をしながら、核兵器禁止条約への批准を求める高校生署名に取り組んできた「沖縄高校生平和ゼミナール」の中高生たちが初めて参加。中学2年の女子生徒らは、4500筆を県内で集めて外務省へ3月に要請したとし、「県民の反戦、核廃絶への強い思いの表れです。沖縄が再び戦場となること、核の島となることを拒否します」と迫ったことを報告しました。

 

 県原水協などでつくる実行委員会で沖縄本島内の首長を訪ね、8町村長からペナント(小旗)への賛同署名が寄せられたことも紹介されました。(しんぶん赤旗 2025年6月16日)

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