千葉市美浜区の幕張メッセで5月21日、市民らが、同施設で開会した武器見本市「DSEI Japan2025」への抗議行動に取り組みました。参加者は「死の商人はお断り」「戦争反対」などとコールし、ダイインや「人間の鎖」などでアピールしました。
安保関連法に反対するママの会@ちば、幕張メッセでの武器見本市に反対する会が主催し、県内外の市民団体や個人、日本共産党の白石ちよ参院千葉選挙区候補や地方議員ら350人が集まりました。
「反対する会」の谷口初江さんらがマイクを握り、「パレスチナでジェノサイド(集団殺害)を行っているイスラエルの軍事企業が参加していることが何より許せない。武器見本市が戦争の始まりになりかねない。武器拡散を止めることを県に強く望む」と訴えました。
ガザ出身の女性が「今や数万人が殺され、最悪の状況が日々更新されている。会場内の企業は恥を知れ。私たちは沈黙しない。パレスチナに自由を」と発言しました。
パレスチナ、韓国、イギリス各国の平和団体、共産党の赤嶺政賢、本村伸子両衆院議員、山添拓参院議員をはじめ超党派の国会議員がメッセージを寄せました。(しんぶん赤旗 2025年5月22日)