大軍拡推進、大企業優遇の政治に反対し、社会保障や中小企業、農業への支援の抜本的拡充を求める定例の国会行動が5月21日、衆院第2議員会館前で取り組まれました。国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会の主催。150人(主催者発表)が参加し、「『戦争国家づくり』を許さないぞ」「軍事費を削って、社会保障や暮らしにまわせ」と声をあげました。
中央社保協の髙木りつ代表委員(全労連副議長)が主催者あいさつ。「コメは買ったことがない」などと発言した江藤拓農林水産相の辞任にふれ、「生産者や庶民の目線に立てない農政を終わらせよう」と呼びかけました。
憲法会議の高橋信一事務局長は「私たちの運動と世論の広がりによって、改憲勢力が昨年の総選挙で3分の2割れとなり、憲法審査会の状況も変わってきている」と強調。全日本年金者組合の田中諭書記次長は、女性の低年金の実態を紹介し「物価を上回る年金の引き上げこそ、政府に求められている」と訴えました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が国会報告し、「『戦争国家づくり』の政治を都議選・参院選勝利で変えよう」と呼びかけました。(しんぶん赤旗 2025年5月22日)