7月の参院選と同日投票となる見通しの那覇市議選(定数40)は、投開票が予想される日程まで約2カ月となりました。日本共産党現有6議席の絶対確保をめざすフルゲン茂治、ワク川朝渉、我如古イチロー、マエダちひろ、西中間ヒサエ、上原やすおの6予定候補は5月17、18両日、市内各地で街頭演説を行いました。
参院沖縄選挙区(改選数1)で「オール沖縄」の宝の議席継承に挑むタカラさちか氏や糸数慶子元参院議員、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員らが駆けつけ、ともに訴えました。6氏は「物価高騰に苦しむ庶民の生活を支えるのに一番有効なのが消費税の5%減税です」と強調。税収減となる穴埋めの財源も大企業・富裕層への優遇策を見直すことで確保できると示す共産党が勝利し、自民などを少数に追い込むことで消費税減税を実現させようと呼びかけまし
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タカラ氏は、自民党議員らの沖縄戦の史実をゆがめる動きが、再び沖縄に戦場にしようとする軍備増強の流れと重なると指摘。「必要なのは戦争を止める政治です」と、力説しました。
演説を聞いて足を止めた60代女性は「介護などの低すぎる賃金を本気で改善しようと頑張れるのは共産党だけ」と話しました。(しんぶん赤旗 2025年5月20日)