活動報告

「生きる」を政治の真ん中へ タカラさちか氏の事務所開き 参院選挙区オール沖縄代表候補

 

 参院沖縄選挙区(改選数1)に「オール沖縄」の代表として挑むタカラさちか氏の事務所開きが5月18日、那覇市内でありました。玉城デニー知事をはじめ、あふれるほどの人が駆け付け、自民新人候補との事実上の一騎打ちを勝ち抜こうと熱気に沸き返りました。

 

 タカラ氏は、▽日々の暮らしを安心して生きる▽多様性を認め、差別のない社会に生きる▽基地被害のない沖縄で平和に生きていく―を掲げ、「生きる」を真ん中に据える政治の実現に尽くすと決意表明しました。

 

 自民党の西田昌司参院議員らが沖縄戦での日本軍の加害の史実をねじ曲げ、ねつ造する発言を繰り返していると指摘。「今回の選挙は私たちの歴史をかけた闘いにもなっていく。歴史の捏造(ねつぞう)は、新たな戦場を沖縄でつくり出すことにもつながりかねない」と述べ、県民とともに闘って勝利を必ずと力を込めました。

 

 デニー知事も「軍隊は住民を守らない」という沖縄戦体験者が受け継いできた教訓を否定する動きだと批判。「80年前に生きることさえできなかった方々への追悼の念も含め、必ず勝ちにいこう」と訴えました。

 

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員らオール沖縄の国会議員もそろって参加し、伊波洋一参院議員は3年前の自身の選挙で、保守地盤でも自民党に競り勝った地域があったと指摘。一人ひとりの奮闘があったからこそ議席を死守できたと語り、これまでの選挙以上の奮闘を呼びかけました。(しんぶん赤旗 2025年5月19日)

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