安保破棄中央実行委員会は3月5日、衆院第1議員会館で「代執行による辺野古新基地建設工事の中止と普天間基地の無条件撤去を求める請願」署名5万8846人分を国会に提出しました。沖縄県選出の野党国会議員でつくる「うりずんの会」に所属する、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、社民党の新垣邦男衆院議員、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一、高良鉄美の両参院議員に署名を手渡しました。
東森英男事務局長は、2月の日米首脳会談の共同声明から「普天間基地の危険性を回避する」という文言が消えたことに触れ、米軍が普天間を使い続ける危険性を指摘。「国民要求と結んで『工事を止めよう』の声をさらに広げよう」と呼びかけました。
赤嶺議員は、沖縄返還を実現した経験を紹介し、「沖縄県民と本土の仲間の連帯した闘いが、どうしても求められている。署名を励みにともにがんばろう」と呼びかけ。各議員が、粘り強い署名行動が、新基地建設を止める力になっているとして、引き続く奮闘を表明しました。(しんぶん赤旗 2025年3月6日)