沖縄県浦添市議選(定数27、立候補35人)が2月9日投開票され、日本共産党は田畑翔吾(38)、仲村直子(60)両氏が当選し、現有2議席を確保しました。
仲村氏の事務所には、赤嶺政賢衆院議員や支援者らが駆けつけ、当確の一報が入ると歓喜に包まれました。
仲村氏は、生活相談などで寄せられる市民の声を市政に届け、生理用品の無料配布や学童クラブの家賃補助を実現してきたと強調。美しい自然の海を埋め立てる浦添西海岸の新軍港建設は、市民の命とくらしを守る政治の役割に反すると述べた上で、「市民の声から政治をつくっていくために頑張っていきたい」と語りました。
開票を見守ったAさん(67)は「直子さんの街頭演説で、学童クラブの家賃補助などの実績を聞いて、政治の役割や一票の重さを知り、友達にも支持を広げました。当選できてよかった」と話しました。
玉城デニー県政を評価する市政野党系議員が前回から2増の8議席となった一方、与党は自民公認の正・副議長と前議長ら4人が落選。前回から2減の16議席となりました。(しんぶん赤旗 2025年2月11日)