活動報告

軍港建設は許さない 沖縄・浦添市長選 里道氏が立候補

カテゴリー:

テーマ:

 沖縄県浦添市長選(9日投票)が2月2日告示され、米軍の浦添新軍港建設に反対する市民団体「浦添西海岸の未来を考える会」の世話人で、無所属新人の里道あけみ氏(67)が立候補しました。軍港建設を容認する現職の松本哲治氏(57)=自民・公明推薦=との一騎打ちです。

 軍港建設に伴う埋め立てが狙われる浦添西海岸の海を前に行われた出発式で、第一声を上げた里道候補。埋め立てられると知らずに、西海岸の海で日常的に遊んでいる子どもたちに触れ、「この子たちが大人になった時に、軍港の海を渡すわけにはいかない」と訴えました。

 

 全国に広がる学校給食費無償化の流れに逆行して値上げを強行するなど、閉塞(へいそく)感が漂う現市政の転換を望む声も多く寄せられていると述べ、「暮らしを守るために市政を変えていく」と力を込めました。

 

 応援に駆け付けた日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は「利権や地位が目的ではない、子どもたちに自然を残したいと決意した里道さんを何としても押し上げよう」と呼びかけました。

 

 市民のAさん(63)がマイクを握り、松本氏が軍港反対を掲げて初当選しながら、公約を撤回したことに言及。「現市長に悔い改めさせるためにも、里道さんを必ず」と訴えました。(しんぶん赤旗 2025年2月3日)

このページをシェアする