活動報告

沖縄・宮古島市長選が告示 ザキミ氏 利権より市民の力

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 沖縄県宮古島市長選が1月12日告示(19日投票)されました。玉城デニー県政を支える立場で2期目に挑むザキミ一幸(いっこー)氏(75)=無所属現=は第一声で「一人ひとりの市民が主役」だと述べ、利権がらみで企業ぐるみの前市政を市民の力で刷新してきた現市政を「継続しなければならない」と支持・支援を呼びかけました。

 

 選挙戦は、新人5氏も立候補する多数乱立の激戦です。

 

 ザキミ氏は、自身の公約の市民所得10%増がほぼ達成の見通しであることを紹介。4年前に学校給食費無償化をはじめ、中学校卒業までの医療費無償化を実現し、島外への選手派遣費支援など教育費負担低減に取り組んできたことにも触れ、「今後も教育予算をしっかり確保しながら、子どもたちの未来への投資をしっかりしていきたい」と訴えました。

 

 さらなる所得向上に取り組み、交通・物流、情報、教育環境などにおける離島のハンディキャップ克服、物価・資材高騰で困っている農業生産者、子育て中の保護者などに対し、きめ細やかな施策を行う決意を述べ、「ぜひともあと4年お任せください」と呼びかけました。

 

 同時に行われる市議補選のクニナカ昌二候補は、必勝でザキミ市政と連携していく決意を訴えました。

 

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、上里樹市議が参加しました。赤嶺氏は「市民ファースト」を掲げ、暮らし、教育、農業を大事にするザキミ市政こそ宮古島に必要だと強調。「勝利に全力を尽くす」と力を込めました。

 

 出発式参加者の女性(77)は、孫が8人いて給食費無償化や選手派遣費支援は「本当にありがたい」と語り「また2期目も頑張ってほしい」と期待を込めました。(しんぶん赤旗 2025年1月13日)

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