１９日告示（２６日投票）の沖縄市長選で自公市政からの転換を掲げ、玉城デニー沖縄県知事を支える立場で立候補を予定する、なかむらみお県議の事務所開きが１月５日、同市内でありました。事務所内から歩道にあふれるほどの支援者が駆けつけ、市政を市民の手に取り戻そうと、熱気に包まれました。
なかむら氏は、米兵による少女暴行事件に抗議の声を日米両政府に突き付けた昨年１２月２２日の県民大会にふれ、基地あるがゆえに人権が踏みにじられ続ける沖縄の状況に言及。米軍嘉手納基地を抱える基地のまち・沖縄市で、基地被害や貧困の連鎖を断ち切る決意を述べ、「すべての命、尊厳を輝かせるまちづくりを進める。デニー知事としっかり手を結んで県民の団結、底力が発揮される政治をつくっていこう」と呼びかけました。
激励に駆け付けたデニー知事は「絶対に負けられない闘い」と強調。沖縄市の未来をより良くしていく選挙だと市民に知らせ、なかむら氏を市政の先頭に立たせようと力を込めました。
同日実施の市議補選に挑む高江洲みどり予定候補、選対本部長を務める屋良朝博衆院議員、幸喜愛県議、新川秀清元市長、比嘉麻乃・中城村長らが訴え、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員ら沖縄関係野党国会議員がそろって参加しました。（しんぶん赤旗 ２０２５年１月６日）