沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄会議」は7日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で県民大行動を実施し、雨天にも県内外から約700人(主催者発表)が参加しました。
オール沖縄会議の稲嶺進共同代表は、野党が多数となった国会で、新基地建設を止めれば国民が願う政策を実現するための財源は生み出せると強調。「勝つまで絶対に諦めない。みんなで力を合わせよう」と呼びかけました。
米兵による少女暴行事件に抗議する県民大会(22日、沖縄市で開催)の成功に向け、県女性団体連絡協議会(女団協)の伊良波純子会長は、賛同団体が女団協構成団体も含めて100に迫っていると報告。「思いを一つに沖縄を良くしていこう。女性の尊厳を守ることがその一歩です」と力を込めました。
県選出野党国会議員団「うりずんの会」の5人もそろって参加。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、前日夜に参加した沖縄と連帯する山梨での集会でカンパが寄せられたとして、県民大会成功のため伊良波会長に手渡しました。
赤嶺氏は「辺野古での座り込みの意味、県民の思いを全国に伝え、国会で築き上げた改憲を許さない勢力とオール沖縄が団結して闘いをやり抜くことが大事。改憲勢力に負けずに頑張ろう」と訴えました。
【しんぶん赤旗 2024年12月8日】