衆院沖縄1区の「宝の議席」を何としてもと、「オール沖縄」1区代表の、あかみね政賢候補=日本共産党=の勝利に向け、多くの女性たちが党派を超えて支援しています。地域政党「沖縄うない」代表の比嘉京子前県議、多和田栄子那覇市議、「アレン奨学会・沖縄」の城間えり子さんから寄せられた期待の声を紹介します。
県民の苦難を知る人
地域政党「沖縄うない」代表 比嘉京子さん(74)
県民が国から被る不条理、痛みとともに、平和の願いを国会に届けられる人です。
あかみねさんは国会で、辺野古新基地の工期が政府想定の10倍、120年かかると指摘し、国が「辺野古が唯一」と言うほど普天間基地は固定化する実態を告発しました。
県民は、今でも1人あたりの米軍専用基地面積負担が他県と比べ200倍もの過重な基地負担を押し付けられています。「代執行」で新たな基地負担を強いる政府のやり方は「沖縄差別」です。
あかみねさんは、国会で国場君れき殺事件(1963年)や55年の幼女暴行殺害事件(由美子ちゃん事件)など米軍の事件・事故を告発し続け、政府の米兵性暴力事件隠蔽(いんぺい)も追及してくれました。
「沖縄うない」はジェンダー平等の住みよい社会を目指し、3月に結成しました。前身の団体で始めた、保育士の配置基準見直しや賃金水準の引き上げを求める国会要請など私たちの活動にも、あかみねさんの助力は不可欠です。
彼は石垣島での高校教師時代に、干ばつなど離島苦にあえぐ生活を目の当たりにし、政治を志したと聞きます。県民の苦難の歴史を、身をもって知る人。必ず勝たせたい。
県民守り 強権と対決
那覇市議会「立憲民主・社民・ニライ」会派長 多和田栄子さん(77)
国会で鋭く政府を追及し、県民を真剣に守ってくれる人です。
政府は、昨年12月の少女暴行など米兵の性暴力事件を隠蔽し、県民の人権を踏みにじっています。米軍基地由来の有毒な有機フッ素化合物PFOSの汚染問題でも、日米地位協定を盾に基地への立ち入り調査を阻んでいる。あかみねさんは、これらの政府の責任を厳しくただしてきました。
存続が危ぶまれた「あちこーこー(あつあつ)豆腐」を巡る島豆腐業者の苦境も国会へ届けてくれました。
一方、石破首相は自民党幹事長時代に県選出同党国会議員に辺野古反対の公約を強権で撤回させた沖縄にとって危険な人物です。
いつ完成するか分からず、何兆円もの費用を投じる辺野古新基地建設は断念させるしかありません。宮古、石垣、与那国各島の軍事要塞(ようさい)化でも足を運んで調査し、自民党政治と闘ってきた、あかみねさんの力が今こそ必要です。
子育て支援で中学校給食費を半額補助する玉城デニー知事の方針に、自民党が支える知念覚那覇市長は反発しています。小学校含め給食費無償化を国の負担で実現させる上でも、あかみねさんたち「オール沖縄」4候補を全員勝利させたい。
悪政正す庶民の味方
「アレン奨学会・沖縄」 城間えり子さん(63)
子や孫たちに平和で豊かな沖縄を残すため、あかみねさん必勝を。
自民党の裏金事件徹底追及のために国民の代弁者、あかみねさんの力がどうしても必要です。国民から厳しく税を取り立てる一方、裏金で長年、私腹を肥やしていたことは庶民への裏切りです。統一協会との癒着なども、うやむやにする政権に鉄ついを下そう。
私たちは、元米海兵隊員でベトナム帰還兵の故アレン・ネルソンさんの反戦平和の遺志を継ぎ、活動しています。彼は、憲法9条が日本・世界の宝と訴えていました。
あかみねさんは国会で改憲反対の先頭に立ち、安保法制は廃止して、「沖縄を二度と戦場にさせない」と9条を生かした平和外交を訴えてきました。これからも辺野古新基地建設強行など国の不条理、理不尽にあらがう民意を伝えてほしい。
暮らし・子どもの貧困の問題でも希望の光を届けてくれます。非正規労働者増加、増税につぐ増税、年金の減額、少子化など自民党政治のツケが回ってきています。
私たちは微力であっても無力ではない。悪政を正す庶民の味方、あかみねさんを大きな市民パワーのうねりで再度国会に送ろう。
(18日、那覇市の演説会で)