「オール沖縄」と自公政権が激突する大激戦の衆院沖縄1区から勝利をめざす「オール沖縄」1区代表で、日本共産党の、あかみね政賢候補は17日、那覇市内を駆け巡り街頭で訴えました。基地のない平和で豊かな沖縄の実現に力を尽くすと述べ、経済無策で裏金・金権腐敗に反省がない自民党政治に審判を、と呼びかけました。
あかみね氏は、消費税を減税・廃止し、最低賃金を全国一律時給1500円に引き上げようと力説。石破首相が言う賃上げは、中小企業への直接支援をしない「口先だけ」の主張で、大企業の内部留保への時限的課税で財源を確保してこそ中小企業を支援し、賃上げが可能と訴えました。
演説を聞いた高良初子さん(77)は「夫婦で年金生活なので(生活が)ギリギリです。政治を変えてほしい」と語りました。自公政権が声高に「有事」をあおり、軍拡に前のめりの政党も多いなか、「あかみねさんの議席を失ったらと思うと本当に怖い。頑張って」と期待を寄せました。
通りかかった車いすの男性(67)は、名護市辺野古の米軍新基地建設に反対し、米軍にものを言う、あかみね候補でこそ、治外法権の日米地位協定を正せるとして支持を表明。「宝の議席」を守るため知り合いにも広げると話し、あかみね氏と握手を交わしました。(しんぶん赤旗 2024年10月18日)