沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設反対を貫く玉城デニー知事を支え、保革を超えて団結する「オール沖縄」の代表として、次期総選挙の沖縄1区で必勝をめざす、あかみね政賢予定候補=日本共産党衆院議員=の事務所開きが21日、那覇市内でありました。新垣邦男(社民・同2区)、屋良朝博(立民、同3区)、金城徹(立民、同4区)のオール沖縄各予定候補が駆け付け、1~4区全ての勝利で自公政治を転換する選挙にしようと誓い合いました。
あかみね氏は、地元住民の団結がうるま市石川の自衛隊訓練場整備計画を断念させた闘いにふれ、国会で自身を含む衆参5人のオール沖縄議員が立て続けに質問したことを紹介。防衛相をたじろがせ、委員会室の雰囲気を変える徹底追及となったと振り返り、「国会でのオール沖縄の議席は、県民の闘いの歴史を背負い、県民の誇りの証し。絶対に負けるわけにはいかない」と力を込めました。
激励に訪れた照屋義実副知事は、本土復帰で県民が願った基地のない平和で豊かな沖縄は50年たっても実現されず、自民党政治は基地負担の軽減を求める沖縄の声に耳を貸そうとしないと指摘。「希望と勇気を持って訴え続け、政権を代えていくしかない」と述べ、必勝を呼びかけました。
伊波洋一、高良鉄美両参院議員、糸数慶子前参院議員のほか、地域政党「沖縄うない」の比嘉京子代表、那覇市議会野党市議団の代表として多和田栄子市議がともに奮闘する決意を表明。木本邦広沖教組委員長、穴井輝明県労連議長も連帯あいさつしました。(しんぶん赤旗 2024年9月22日)