日本共産党の小池晃書記局長と赤嶺政賢衆院議員らは8月10日、米軍普天間基地を抱える沖縄県宜野湾市長選(9月1日告示、8日投票)で、「オール沖縄」陣営から市政転換に挑み、同基地の即時撤去を掲げ立候補を表明した桃原イサオ氏の激励のため同氏の事務所を訪問し、懇談しました。懇談には、桃原氏のほか、選対本部長の伊波洋一参議院議員、事務総長の大城紀夫氏、事務局長の玉城健一郎県議らも同席しました。
小池氏は「今度の選挙は、沖縄と宜野湾市の今後にとって決定的に重要な選挙だ。基地の即時撤去を掲げる桃原市長実現のため、日本共産党として全力で取り組みます」と表明。さらに「米兵による性犯罪と、日本政府による隠ぺいに県民の怒りは広がり、基地撤去の願いは強まっている」と強調しました。
桃原氏は、普天間基地内での改修工事も進んでいると指摘。「防衛省は必要最低限の工事だというが、10年で100億円の費用が最低限なのか。固定化を許してはならない」と話しました。
小池氏は「宜野湾市長を奪還し、総選挙や再来年の沖縄県知事選などでも勝利しましょう」と呼びかけ、桃原氏は「何としても勝利のためにがんばりたい」と力強く応えました。(しんぶん赤旗 2024年8月11日)