米軍人・軍属、その家族による刑法犯の摘発件数は増加傾向にあります。警察庁が日本共産党の赤嶺政賢衆院議員に提出した資料によると、2023年は118件となり、19年以降、5年連続で前年を上回っています。
昨年、最も多かったのは沖縄県の72件で、神奈川(19件)、東京(10件)、山口(8件)と続いています。沖縄は11年以降、神奈川は12年以降で最多を更新しました。
このうち、性犯罪(不同意性交等)の件数は昨年、3件でした。うち2件は沖縄県、1件は東京都で発生しています。また、22年は2件で、東京都1件、神奈川県1件となっており、自治体への通報のあり方が問題になるのは沖縄県だけではありません。(しんぶん赤旗 2024年7月12日)