活動報告

戦場の沖縄 二度と 県民集会 新基地ノー訴え

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 沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄会議」は10月21日、「県の陳述を封じた最高裁判決に屈しない! 遺骨が眠る南部の土砂を辺野古に埋めるな! 10・21県民集会」を糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園内で開きました。約650人(主催者発表)が集まりました。

 

 オール沖縄会議の稲嶺進共同代表は、岸田政権が進める沖縄の軍事要塞(ようさい)化に触れ「二度と戦争をしてはいけないと私たちが声を上げないと次の世代に引き継ぐことができない」と力を込めました。

 

 沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表も「子や孫たちのため二度と沖縄を戦場にさせないと、意思を示さなければならない」と訴えました。

 

 玉城デニー知事がメッセージを寄せ、「戦没者の遺骨が残されている可能性がある場所から採取した土砂の使用は人道上、絶対にあってはならない」との訴えが紹介されました。

 

 県議会与党会派を代表し、糸満市選出の玉城ノブ子日本共産党県議があいさつ。「デニー知事を支え辺野古新基地建設反対、平和で誇りある豊かな沖縄の実現へ力を合わせよう」と述べました。

 

 行政法研究者の徳田博人琉球大学教授が「代執行」訴訟に向けた論点を解説。日本共産党の、あかみね政賢衆院議員ら県選出野党国会議員団も駆け付け、屋良朝博衆院議員が代表し訴えました。

 

 初めての選挙でデニー知事に投票した糸満市の女性(19)が自作の集会宣言を読み上げ、二度と戦争をさせないために「できることは全てやりましょう」と呼びかけると、大きな拍手が湧き起こりました。(しんぶん赤旗 2023年10月22日)

 

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