活動報告

石垣にミサイル基地いらない 農家「島壊すやり方」 市民連絡会と懇談

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 沖縄県石垣市に新たに開設したミサイル基地の調査のため同市入りした日本共産党の、あかみね政賢衆院議員と山添拓参院議員は7月28日、「石垣島の平和と自然を守る市民連絡会」の人たちと懇談しました。

 

 マンゴー農家の男性は「どんどん基地強化されていくというのが目に見えている。特に(基地から排出される)水をとても心配している。島を守るどころか島を壊すやり方だ」と批判しました。

 

 別の参加者は、“外交を進めるためにも軍事力が必要だ”とする岸田政権の主張にどう対抗していくべきかを質問しました。

 

 あかみね氏は、基地排水について「国会で取り組んでいきたい」と強調。山添氏は「政府は抑止力が働かない事態を想定し、非現実的なシェルターの建造や住民避難が必要と言っており、力で平和をつくることができないのは政府も分かっている。政府の無責任なやり方を知らせていく人を増やしていくことが大事」と語りました。

 

 両氏は同日、JAおきなわ八重山地区本部の石垣信治本部長や八重山漁業協同組合の伊良部幸吉専務理事らとも懇談しました。石垣氏は、農産品を県外に飛行機で輸送する際、輸送代の国の補助が縮小されている現状を見直してほしいと要望。伊良部氏は「八重山の漁業者が操業する漁場に中国の漁船は来ない。一番困るのは台湾漁船とのトラブルだ」と話し、台湾に好漁場を明け渡した日台漁業協定の見直しを訴えました。(しんぶん赤旗 2023年7月29日)

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