日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は6月3日、那覇市内で街頭演説し、岸田政権と自民・公明・維新・国民の「悪政4党連合」によって悪法が強行されている終盤国会の状況を報告し、「岸田政権を退陣させて間違った政治を転換し、暮らしを応援する政治に切り替えよう」と訴えました。
赤嶺氏は、入管法改悪案について「外国人や難民の人権をじゅうりんするもの」と厳しく批判。野党や法案に抗議する市民と力を合わせて全力で廃案を目指すと表明しました。
保険証を廃止しマイナンバーカードを国民に強要する改定マイナンバー法について赤嶺氏は、「医療から国民を遠ざけようとする狙いがある」と告発。「国民生活を根底から壊す悪法を実行に移させない世論を広げていこう」と呼びかけました。
敵基地攻撃能力の保有と大軍拡を進める軍拡財源法案の問題点を訴えた赤嶺氏は、沖縄が敵基地攻撃能力を持つミサイル基地の最前線にされようとしていると指摘。「軍事で他国を脅すのは平和政策ではない。互いに脅威にならないよう話し合いで問題を解決することが憲法9条をもつ国の政治でなければならない」と述べ、「オール沖縄の力を合わせて沖縄を戦争の最前線基地にさせない」と力を込めました。
日本共産党の湧川朝渉那覇市議も訴え、保険証の廃止を許さないため全力を尽くす決意を述べました。(しんぶん赤旗 2023年6月4日)