日本共産党の赤嶺政賢衆院議員と比嘉瑞己沖縄県議は憲法記念日の5月3日、那覇市内で街頭演説し「岸田政権の大軍拡・大増税路線に反対し、平和の声を沖縄から上げていこう」と呼びかけました。
赤嶺氏は、敵基地攻撃能力の保有やミサイル配備など岸田政権の軍事国家づくりが「沖縄を戦場にしていく道であり、憲法違反は明らかだ」と強調。軍事国家になれば憲法で保障された自由や民主主義、人権が破壊されてしまうと述べ、「沖縄戦で痛苦の戦争体験をした県民の『二度と戦世(いくさゆ)をつくってはいけない』との思いで、憲法9条が生きる社会をつくろう」と呼びかけました。
比嘉氏は憲法の国民主権、基本的人権の尊重、平和主義が「米軍占領下の暗い時代の中で県民が心から欲してきたものだ」と指摘。軍事対軍事の行動ではなく徹底した外交努力による平和構築が求められていると訴え、「県民が立ち上がり手にした憲法を暮らしに生かすことこそ大切だ」と強調しました。(しんぶん赤旗 2023年5月4日)