活動報告

爆音・悪臭の被害懸念 赤嶺衆院議員が防錆施設予定地を調査 沖縄・嘉手納

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 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は5月2日、日米両政府が米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)内で、住宅地に近い元駐機場(通称「パパループ」)に防錆(ぼうせい)整備格納庫の建設を強行しようとしている問題で、党県議団とともに現地を調査しました。

 

 赤嶺氏らは、嘉手納基地を一望できる「道の駅かでな」の屋上などで田仲康栄・元党町議の説明を受けながら、建設が計画されている地点を確認しました。

 

 建設予定地について田仲氏は、ベトナム戦争当時、米軍の戦略爆撃機B52などが使用する戦略駐機場だったと指摘。住宅地まで最短で約50メートルしか離れておらず、米軍機から発生する爆音や排ガスの悪臭に近隣住民が長年悩まされてきたため、町議会などはくり返し使用禁止を米軍に求めてきました。

 

 航空機のさび取りや塗装などを行う施設とされる防錆整備格納庫ですが、パパループに建設することについては、県議会でも保革を超えた全会一致で反対する決議と意見書が可決されています。

 

 赤嶺氏は、調査を終えて「爆音や悪臭の被害に苦しむことになるとして、町長を先頭に地域住民がどれだけ反対しても、一顧だにしない日米両政府の姿勢に改めて怒りがわいてきました。国会で取り上げたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2023年5月3日)

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