第94回メーデー沖縄県集会が5月1日、那覇市で開かれました。米軍普天間基地(宜野湾市)の即時閉鎖・返還、名護市辺野古の米軍新基地建設反対などの行動を呼びかけ、「オール沖縄に結集し、国民が主役の政治転換の流れを作り上げていこう」とするメーデー宣言を採択しました。
実行委員長の穴井輝明県労連議長は「今の政権のやり方では私たちの生活が成り立たない。平和憲法を守るため声をあげよう」と呼びかけました。
医療従事者や青年らがリレートークし「社会保障費を国の責任で増やして」「希望が持てる世の中をつくろう」「戦争をさせない」とアピールしました。
玉城デニー知事がメッセージを寄せ、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、社民党の新垣邦男衆院議員、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一、高良鉄美両議員の「オール沖縄」国会議員も参加しました。
赤嶺氏は、岸田政権の大軍拡を批判し「県民の平和の心で立ち上がることが重要だ。労働者の団結は平和を守る力だ」と激励。集会後、参加者は市内をデモ行進しました。(しんぶん赤旗 2023年5月2日)