日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は12月28日、沖縄県豊見城(とみぐすく)市で街頭演説し、来年2月5日告示(12日投票)の同市議選(定数22)に挑む新人の高山みゆき予定候補らとともに、沖縄を再び戦場にしようとする岸田自公政権の軍拡にノーの声を広げようと訴えました。共産党は現有5議席の維持を目指します。
赤嶺氏は、名護市辺野古の米軍新基地建設を止め、戦争への道を許さないと力説。高山予定候補について、米軍普天間基地(宜野湾市)周辺の住民が国を訴えてたたかう「普天間基地爆音訴訟団」の事務局として原告団を支えてきた経歴を紹介しました。
高山予定候補は、新基地建設をはじめ戦争準備が強行される状況を止めたいという思いで儀間盛昭市議からバトンを引き継ぐ決意をしたと強調。「子どもたちに未来をつないでいくためには、平和であることが何よりも大切です。軍事費増よりも、くらしを支える政治へ、みなさんの声を届けます」と力を込めました。
演説を聞いた女性(83)は「もし戦争になれば、自衛隊の航空基地が近いこの地域は真っ先に標的になるのでとても怖い。頑張ってほしい」と話しました。
同市選出の瀬長美佐雄県議、儀間市議も訴えました。(しんぶん赤旗 2022年12月29日)