活動報告

子に安全な空・水・土を 保護者ら党議員に要請 沖縄・宜野湾

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 沖縄県宜野湾市の米軍普天間基地周辺で子どもの安全を守るために活動する保護者らの団体「#コドソラ」のメンバーが12月9日、国会内を訪れ日本共産党国会議員団に、学校等上空の米軍機飛行の禁止などに向けた協力を求めました。

 

 小池晃書記局長、穀田恵二国対委員長、赤嶺政賢衆院議員、仁比聡平参院議員が応対しました。

 

 同市内の緑ケ丘保育園と普天間第二小学校で相次いで発生した米軍ヘリ部品の落下事故から今月で5年が経過しました。要請書は事故後も外来機の増加などですさまじい爆音にさらされ、同小学校では高濃度の有害物質PFAS(有機フッ素化合物)が検出されていることを挙げ、子どもに安全な空・土・水を保障するよう求めています。

 

 メンバーの1人の女性は、8日に各省庁へ要請したことを話し、「子どもを沖縄に置いて、東京に要請に通う。こんなことはもう続けたくない。どうかお力添えを」と涙をこらえながら訴えました。

 

 小池氏は「『米軍機はせめて保育園や学校の上を飛ばないで』は当然の願いだ」「共産党はアメリカ言いなりの根っこにある日米安保条約を廃棄して、基地をなくすために力を尽くします」と応じました。仁比氏は「みなさんの沖縄での活動が実態を伝え、こんな社会を変えようとの連帯につなげてきた。これからも一緒に頑張りたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2022年12月10日)

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