那覇市長選(16日告示、23日投票)で「オール沖縄」のオナガ雄治(たけはる)予定候補の、市長選と同日投票の市議補選ではナガヤマ盛太郎予定候補の必勝のため、「安里・大道・松川島ぐるみの会」と市民有志は那覇市内で10月12日、両予定候補を招き、励ますつどいを開きました。
オナガ予定候補は、「(名護市辺野古の米軍新基地建設の断念などを求める)『建白書』の理念は絶対に捨てない」と強調。市民に寄り添い、基地問題などの沖縄や那覇が直面する不条理さ、子どもたちに何を残すべきかを「必死に訴えて皆さんと一緒に那覇市の未来をつくっていきたい」と訴えました。
子どもたちの環境整備などのために「子育て日本一」の那覇市をめざし、おとなも幸せになれる社会をめざすとして、高齢者支援や、沖縄の伝統文化・芸能・工芸品づくりの担い手支援なども訴えました。ナガヤマ市議予定候補や日本共産党の赤嶺政賢衆院議員らも必勝を訴えました。
同会の呼びかけ人で沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんは、「(県民は)これ以上基地を造ること、戦争に近付くことに反対だと中央(政府)に示す意味でもオナガさん、ナガヤマさんを勝たせたい」と力を込めました。(しんぶん赤旗 2022年10月14日)