活動報告

宜野湾市長選 ナカニシ氏 立候補表明 普天間基地閉鎖早く

 

 米軍普天間基地を抱える沖縄県宜野湾市長選(9月4日告示、11日投票)に向け、元沖縄県高等学校PTA連合会会長のナカニシ春雅氏が7月23日、同市で記者会見し、「オール沖縄」の候補として立候補することを表明しました。ナカニシ氏は、名護市辺野古の米軍新基地建設は認めないとし「普天間基地の運用停止、一刻も早い閉鎖返還を強く求める」と決意を述べました。

 

「オール沖縄」で挑む

 

 市長選は、県知事選と同日投票で行われます。ナカニシ氏は、2018年の前回市長選に続き2度目の立候補となります。

 

 ナカニシ氏は会見で、政府が工期12年とされる辺野古新基地建設を普天間基地の危険性除去の「唯一の解決策」としているのは「思考停止であり危険性の放置だ」と批判。「やるべきことは閉鎖・返還だ」と強調しました。

 

 人体に有害な有機フッ素化合物PFASによる水や土壌汚染の問題について「(市が)検査を県や国任せにし、何もしないのは行政の怠慢と言わざるを得ない」と指摘し問題解決を訴え。「医療・福祉・子育て支援ナンバーワン都市、市民が主人公の市政を実現する」と語りました。

 

 記者団から「オール沖縄」として選挙に臨むことを問われ、ナカニシ氏は「大きな追い風だ」と述べました。

 

 知事選で再選を目指す玉城デニー知事が、一体となって選挙に取り組むと述べ、「全力でナカニシさんを応援し、新時代沖縄のその先に宜野湾市とともに力強く歩んでいきたい」と激励しました。

 

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員も同席しました。(しんぶん赤旗 2022年7月24日)

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