沖縄県沖縄市長選が4月17日告示され、前市議で「人にやさしいまちづくり市民の会」のモリ山政和氏(73)=日本共産党、社会民主党、沖縄社会大衆党、立憲民主党、「新しい風・にぬふぁぶし」推薦=と、現職で3期目を狙う桑江朝千夫氏(66)=自民、公明推薦=が立候補しました。モリ山候補は、玉城デニー知事とともに市内を駆け巡り、支持を訴えました。24日投開票。
出発式でモリ山候補は、デニー知事のほか日本共産党の赤嶺政賢衆院議員やイハ洋一参院議員ら「オール沖縄」の国会議員、県議、市議らの応援を受け、「相手候補には国の支援があるが、私には市民一人ひとりの強い味方がいる。しっかりと走り抜きます」と力を込めました。
モリ山候補は、学校給食費無償化、市民所得10%以上アップなど人づくりや地域・仕事づくりの公約実現を強調。「基地被害のない沖縄市を目指す。辺野古新基地建設は断固反対だ」と訴えると、市民から大きな拍手が送られました。
デニー知事は「街づくりは人づくり。モリ山さんを先頭に新しい街づくりへみんなで取り組もう」と支持を呼びかけました。
東門美津子元沖縄市長もマイクを握り「子どもの未来をしっかりみるのが行政の責任だ」と述べ、教師や市議として教育に力を入れてきたモリ山候補こそ「市民が待ち望んだ人だ」と強調しました。
市民代表として沖縄民主商工会の山川睦事務局長が「モリ山候補は中小業者への支援策を拡充すると燃えている。活性化した沖縄市を取り戻そう」と訴え。結集した市民は「オール沖縄」と市民が総決起して勝ち抜こうと団結しました。
桑江氏の出発式には自民党の小渕優子組織運動本部長が参加し、檄(げき)を飛ばしました。(しんぶん赤旗 2022年4月18日)