活動報告

遺骨土砂 使わせない 沖縄新基地 市民と宗教者集う 赤嶺氏あいさつ

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 「戦没者の遺骨が含まれる土砂を辺野古新基地建設に使わせてはなりません」と訴える市民と宗教者の集会が3月24日、国会内で開かれました。平和をつくり出す宗教者ネットなどの呼びかけで100人が参加しました。

 

 主催者あいさつした日本キリスト教協議会総幹事の金性済(キム・ソンジェ)さんは「私たちの取り組みは全国に知れ渡りはじめました。問題は遺骨だけのことでなく戦没者の血が染み込んだ大地の土だということです。あらためて沖縄を戦争の犠牲にしてはならないと再確認したい」とのべました。

 

 沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん(オンライン)、カトリック教会名誉司教で「ガマフヤー」を支援する会の谷大二さんが講演しました。

 

 具志堅さんは「私たちが求めているのは死者の尊厳を守ることです。沖縄が再び戦場になることがないために基地の撤去をするべきです」と訴えました。

 

 遺骨土砂をめぐる自治体意見書の採択は全国自治体の1割を超える210自治体に広がっています。各地の運動団体の代表が報告しました。

 

 日本共産党の赤嶺政賢、立憲民主党の阿部知子、社民党の新垣邦男各衆院議員、立憲民主党の福山哲郎、社民党の福島瑞穂、沖縄の風の高良鉄美各参院議員が参加。赤嶺氏は「沖縄の平和の心で憲法を守り、引き続きがんばっていきたい」とあいさつしました。

(しんぶん赤旗 2022年3月26日)

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