任期満了に伴う沖縄県北谷(ちゃたん)町長選が11月16日告示(21日投票)されます。革新町政を4期16年間担い今期で勇退する、野国昌春町長の後継として立候補予定の、とぐち政志・前町議(42)の必勝に向けて14日、町内の街頭で「総決起大会」が行われました。
とぐち氏は「平和で経済も発展する、子や孫たちに『戦争はさせなかった』と言える誇りある北谷町をつくることをお約束する」と決意を表明。野国町長や辺土名朝一・前町長が、とぐち氏への支援を訴えました。
激励に駆け付けた社民党の新垣邦男衆院議員(沖縄2区)は「町民目線の町政運営を引き継いで発展させていく強い信念が、とぐちさんにはある。支援の輪を力強く広げ、押し上げよう」と呼びかけました。
町長選で、とぐち氏は自公が推薦する前町議などと対決する見込みです。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員(同1区)は、強権政治で県民分断や憲法九条の改悪を狙う岸田文雄・自公政権を批判。「団結を強めて全力を出し切って勝ち抜くため、ともに頑張りましょう」と訴えました。
立憲民主党の屋良朝博前衆院議員と金城徹・4区総支部長も訴え、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一、高良鉄美の両議員、県議らも結集しました。玉城デニー知事のメッセージが代読されました。(しんぶん赤旗 2021年11月16日)