沖縄県糸満市議選(定数21、立候補31人)が11月7日告示(14日投票)されました。日本共産党の、うらさき暁(54)=現=、まえだ潤(66)、平田キヨノリ(45)=以上新=の3氏が現有2から3の議席増をめざし、立候補しました。
3候補それぞれの出発式に、同党の赤嶺政賢衆院議員(沖縄1区)が応援に駆け付け、多数大激戦の市議選で「何としても3候補を勝たせてください」と訴えました。
赤嶺氏は、県民の反対の民意に応えずに同県名護市辺野古の米軍新基地建設を強行し、コロナ禍で国民に苦しい生活を余儀なくさせている自公政治を厳しく批判しました。
沖縄戦最後の激戦地で犠牲者の遺骨が眠る糸満市の土を新基地建設の埋め立てに使用する国の計画や、自民、公明、維新などの憲法改悪を狙う動きも指摘。「憲法9条の平和主義を絶対に変えさせてはいけない。3候補を必ず市議会に押し上げ、平和と暮らし、命を守るために働かせてください」と強調しました。
国保税や給食費の軽減などを公約する3候補は必勝の決意を述べました。同市区選出の日本共産党の玉城ノブ子県議も、応援演説しました。(しんぶん赤旗 2021年11月8日)