沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設反対の「オール沖縄会議」は11月6日、県民大行動「ブルーアクション」の第2回を、県内各地の「島ぐるみ会議」などと実施しました。オール沖縄会議は辺野古の浜のテント村で集会を行いました。総選挙後も「諦めない新たなたたかいを」とさらに団結を強めました。
「ブルーアクション」は、コロナ禍でも新基地反対の意思を示し続ける新たな月例行動として10月2日にスタートしました。
同集会には「オール沖縄」の赤嶺政賢(日本共産党)、新垣邦男(社民党)の両衆院議員や参院議員、県議会与党会派代表らが集結しました。
赤嶺氏は、新基地建設を強行する自公政権の「法律・憲法無視を許していたら日本の民主主義が壊れてしまう」と強調。さらなる運動の決起で、来年の県知事選など重要な選挙戦に「勝利していこう」と呼びかけました。新垣氏は「県民が一丸となって、粘り強くたたかい抜きましょう」と訴えました。
総選挙でオール沖縄候補として奮闘した屋良朝博・前衆院議員と金城徹氏は、新基地建設阻止のため引き続き頑張る決意などを述べました。
玉城デニー知事の激励メッセージが紹介され、伊波洋一、高良鉄美の両参院議員らもあいさつしました。集会参加者の上間芳子さん(76)は、来年1月の名護市長選にも「絶対に勝つ。みんなで頑張る」と力を込めました。
集会後、沖縄選出の野党国会議員でつくる「うりずんの会」が県北部で軽石漂着被害を調査し、赤嶺、伊波、高良、新垣の各氏らが参加しました。(しんぶん赤旗 2021年11月7日)